アロフィセルによる治療
について
~治療とその後~

アロフィセルによる治療前から治療後までの流れや注意点をご紹介します。

アロフィセルによる治療までの流れ

投与2~3週間前まで

瘻孔(ろうこう)の状態や合併症について、麻酔を使った検査やMRI検査などで確認します。

瘻孔(ろうこう)の処置、抗菌薬の投与をし、必要に応じてシートン留置などの適切な排膿(はいのう)処置を行います。

投与当日

● 全身麻酔または区域麻酔を行い、アロフィセルによる治療を開始します。

投与決定~治療前の過ごし方

クローン病の症状が悪化してしまった場合、瘻孔(ろうこう)の状態が悪化してしまった場合は投与ができません。

アロフィセルによる治療前に体調が悪くなってしまった場合は、ただちに医師へご連絡ください。

アロフィセルの投与日が決まった患者さんは、ストレスや食事など、以下に注意してお過ごしください。

  • ストレスをさける
  • 食事に気をつける
  • 喫煙をさける
  • 大量の飲酒をさける

投与決定~治療前の過ごし方

アロフィセル投与の流れ

アロフィセル投与は以下のような流れで行われます。

1. 前処置
(アロフィセル投与2~3週間前まで)

瘻孔(ろうこう)の状態や合併症について、麻酔を使った検査やMRI検査などで確認します。
瘻孔(ろうこう)の処置、抗菌薬の投与をし、必要に応じてシートン留置を行います。

2. 麻酔薬を投与
(アロフィセル投与当日)

患者さんに適した麻酔の方法を選択し、麻酔薬を投与します。

3. 瘻孔(ろうこう)の処置
(アロフィセル投与当日)

シートンが留置されている場合は抜き取り、瘻孔(ろうこう)の処置、原発口(げんぱつこう)の縫合を行います。

4. アロフィセルの投与

肛門と二次口(にじこう)からそれぞれ注射針を挿入して、アロフィセルを投与します。

アロフィセル投与の流れ

治療後の過ごし方

治療後もストレスや大量の飲酒をさけるなど生活習慣に気をつけてお過ごしください。

治療後の過ごし方

治療前から投与しているお薬がある場合は、瘻孔(ろうこう)の再発を防ぐためにも、医師の指示どおりに投与を続けてください。

普段と異なることがありましたら、医師にご連絡ください。

治療後の過ごし方